まさに今が旬の新ジャガイモ。
是非ご賞味いただきたいです。
例えばインゲンと一緒に煮付けにするだけでも、今だけの楽しみの一品になります。
「新ジャガ」は、3月〜5月に収穫したばかりのジャガイモのことです。
うちで今仕入れているのは男爵の新ジャガです。
ジャガイモにもいろいろな品種があります。
キタアカリ、スタールビー、インカのめざめ、キタムラサキなど。
代表的なのは「男爵」と「メークイン」でしょうか。
男爵はホクホクとした食感が特徴。
煮くずれる品種なので、マッシュポテトなどで使うのがおすすめ。
メークインは煮崩れしにくい品種なので、カレーとかシチューなど煮物で使うと綺麗に仕上がります。
ちなみにジャガイモは地下茎という茎の部分です。
ですので日光に当てていると緑色になって来ます。
緑色になると「ソラニン」という物質が含まれて、これを食べると嘔吐や腹痛といった症状が出る事がありますので、緑になったジャガイモは食べないことです。
同じくジャガイモの芽にもソラニンが含まれていますので、芽は取ってください。
さて、本日は新ジャガイモを使って肉じゃがを作ってみました。
肉じゃがはちょっとだけ煮崩れしたのが美味しいので(好みですが)、男爵を使うのが好きです。
新ジャガは皮が美味しいので(しつこいですが)皮は剥かないで、食器を洗ったりするスポンジとかで土だけこそげ取って使います。
皮が付いていることで、男爵でも煮くずれないのでさらに良いです。
新ジャガとニンジン(コレも新もの)、タマネギ(コレはヒネ※)。あと牛肉を準備します。
※ヒネは新じゃないということです。新タマネギだと溶けてしまうのでタマネギはヒネを選びました。
サラダ油をちょいと入れたお鍋に、まずはお肉とタマネギを入れて炒めます。
お肉に火が通って来たら、ジャガイモとニンジンを投入。
ジャガイモの皮にちょっとパリパリ感をつけると美味しく出来上がります。
塩と調理酒をふりかけて、胡椒ではなく「黒七味」を使ってみました。
京都のおみやげの頂き物ですが、和食の隠し味には重宝しています。
山椒の香りが良い感じでします。
炒めた具が浸るぐらいに水を入れて、出汁の素、麺つゆ、砂糖を入れて煮ます。
汁が半分くらいになったら出来上がりです。
別茹でした絹サヤを乗せて出来上がり。
新ジャガの皮がパリッとして美味しく出来上がりました。
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